鈴 木 雅 明

BCJ音楽監督、チェンバロ・オルガン奏者

  
                         
photo : Marco Borggreve




鈴木雅明は1990年に<バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)>を創設以来、バッハ演奏の第一人者として名声を博してきた。
音楽監督としてしばしばグループを欧米の主要ホール・音楽祭に率いては、雄弁かつ透明なサウンド、本質に迫る演奏アプ
ローチで、極めて高い評価を積み重ねている。


近年は定期的に海外の著名アンサンブルに客演しており、コレギウム・ヴォカーレ&フライブルク・バロックオーケストラなど
ヨーロッパ・ツアーを指揮。また内外のモダン・オーケストラともすでにブリテン、ハイドン、メンデルスゾーン、モーツァルト、
マーラー、ストラヴィンスキー作品など多彩なレパートリーを披露している。2011年4月にはボストン交響楽団30年ぶりの
《ヨハネ受難曲》を指揮し「21世紀のバロック音楽の理想的アプローチ」と絶賛された。その後も、ロッテルダム・フィルハーモニー
管弦楽団との《天地創造》、ベルリン・ドイツ交響楽団&RIAS室内合唱団とのモーツァルト《ハ短調ミサ》公演でも成功を収めた。

これまでアンサンブル・オルケストラル・ド・パリ、香港フィル、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、ボストン交響楽団、
メルボルン交響楽団等オーケストラへの客演指揮だけではなく、オルガン・チェンバロ奏者としても活躍している。


BISレーベルでの目覚ましいディスコグラフィ、とりわけ<バッハ:チェンバロ作品全曲シリーズ>、並びにBCJによるバッハの
声楽作品集および<教会カンタータ・シリーズ>
(現在50集までリリース)には、批評家による夥しい賛辞が寄せられている。
――『この歯切れよさ、明晰さ、そして峻厳な精神性の高さは、聴く者の心を動かさずにおかない
(タイムズ)


神戸出身、東京芸術大学作曲科およびオルガン科を経て、アムステルダム・スウェーリンク音楽院にてチェンバロとオルガンを
トン・コープマン、ピート・ケーに師事。東京芸術大学古楽科を設立し、2010年まで20年にわたり教鞭を取った。
イェール大学音楽大学院および教会音楽研究所招聘教授。


2000年度第24回音楽之友社賞、2001年度第42回毎日芸術賞、2001年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、
2003年辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励金、平成20年度芸術選奨文部科学大臣賞。

2011年「ブレーメン音楽祭賞2011」、および「平成23年 秋の紫綬褒章」を受章。

2012年 ライプツィヒ市 バッハ・メダルを受賞。

(2012年4月現在)

ディスコグラフィ